Archive for January 2006

30 January

社会実験

先週、1月23日から27日までの5日間、相模原と愛川を結ぶ県道で大規模な社会実験が行われた。

この道は、JR相模原駅周辺を起点に古くから栄える集落をつなぎ、愛川へ至る生活道路であり市の交通の動脈である。
街中を通り、慢性的に渋滞しており、一方で拡幅やバイパスも難しい。

また、工業団地への流入路にもなっているため、トラックはもちろん、朝夕の通勤車が多く、ラッシュ時にはかなり混雑する。

その解消をもくろんで今回の社会実験となったのだが、勤め先の近所にマイカー通勤削減対策として乗り合い通勤バスが走った。

バスマニアにはたまらない。
ぜひ乗ってみたいが、全く通勤路と方向が違うので断念。

しかし写真ぐらいは記念に残したいと思い撮影した。

なんだか安いキャバクラがオープンしたみたいなステ看板で社会実験をPR。
しょぼい看板
国土交通省の表示がなんとなくうそ臭く見えてしまう。

社会実験なので紙を張っただけの停留所。
直前の22日頃貼られた模様。
しょぼい案内・時刻表
カラーコピーであまり金もかかっていない。
確かに1週間持てば十分なのだが。

さらにこの路線は特定企業の寮・社宅行きである。
一応運転手さんに断って撮影しました
駅も通らないし、一方で寮・社宅行きの企業バスも十分に出ているので全く利用者がいない。

週末近くなってやっと朝の利用者を散見したが、夜は結局誰も乗っていない状態が目に付いた。
誰も乗っていないのにご苦労様
毎日数便、誰も乗らないバスを運行しているだけの運転手さんも気の毒である。

無駄だとは思うが、所詮実験だから。
自分はサヨク市民活動家みたいに無駄遣いをヒステリックに批判したりしない。
でも、以前ここを通るバスの路線、廃止したのも行政だったよね、とは思ったりする。

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27 January

合意の上

はっきりいって腹立たしい。

京大アメリカンフットボール部元部員による女子大生集団強姦事件だ。

この間記念に一枚写真撮ってきたけど。
談笑するおじ様が邪魔

世間の見かたがどうあろうと、まずは自分の見解を述べたい。

まず、強姦で告訴した女子大生に腹が立った。
お前ら、アホか。
屈強な男が何人もいるアパートに出かけていって、正体もなくつぶれるまで飲まされて、ヤラれましたって、お前らに危機管理意識はないのか。
それも軟禁状態だったわけでもなく、一人は用があるからってさっさと帰ってるじゃないか。
そもそも、帰ればいいだろ、さっさと。

で、酒も抜けて正気に戻ってから、よく覚えていないんだけどヤラれたっぽいと告訴。
勇気を持って、真実を明らかにしたいという思いで告訴したらしい。

確かに世の中には、泣き寝入りをしている性犯罪被害者はたくさんいるのだろうというのもわかる。
とてもいやな、つらい思いをしたんだけど、結局そのことをもう思い出したくない、早く忘れてしまいたい。
そんな気持ちで黙ったまま、つらい思いをしている被害者も多いことだろう。

でも、お前ら泥酔して覚えてないのやないか。真実を明らかにしたいって、自分らも覚えていないからと違うか。

最近、確かに悪質な監禁・強姦事件が頻発している。
こういった事件の影響で集団強姦・準強姦にも警察がまじめに取り組んでくれるようになった。そのへん最近警察も敏感だということらしい。

けど、今回のこの事件、一昔前ならあんたも悪いよ、の一言で警察も取り合ってくれなかっただろうに。
これが1対1ならあんた、そりゃ和姦ですよ、で終わりだろうけど、複数だったので集団強姦になったと。

これははっきり言って合意の上と見なすべきだ。
「未必の合意」なんて表現があればぴったりかな。
こんな言葉が一般的かどうかわからないけれども。

次に腹が立ったのはいつものことながらマスコミである。
名門大学の名門チームだから大騒ぎである。
レギュラークラスの選手だっただけにネタにもなりやすい。
これが三流大学のプロレス研究会だったらただの大学生扱いなはずだ。せいぜい囲み記事か、報道もされなかったかもしれない。

あのチームは、かなりストイックである。自分も1年ほど在籍したからよく知っている。現役の間はこんなことをする暇は一切ない。
今回シーズン終了で引退し、チームのために留年して5年生となり、コーチを務める覚悟だったのだろう。
おそらく、今回のトラブルについての証言では、チームに迷惑をかけたくないとの一心で、もう引退していて関係ないということを強調したのではないかと思われる。
「白井、木戸両容疑者はいずれもレギュラークラスだった。関西学生リーグ終了後、3容疑者とも部を引退していた。3人はいずれも留年が決まっていた。」
こんな報道からはそんな裏の部分は読み取れない。

一方でマスコミは昨年来名門サッカー部や名門野球部の性犯罪事件が相次いだので、なんとしてもその線上に置いて取り扱いたいらしい。退部していてもチームと深く関連付けたいらしい。

そもそも、報道が恣意的である。
警察発表を鵜呑みにしているのなら、警察が恣意的発表をしているのかもしれない。

例えば、「焼酎やウォッカ等の強い酒を事前に購入しており、計画的だった。」との表現。
家で鍋パーティするときに焼酎やウォッカ買うのはどう考えても普通のことだと思うが。
「焼酎の瓶を机の上で横にして回し、先の向いた人が一気飲みする「焼酎ルーレット」というゲームを続け、女子大生2人を泥酔させた」というのも恣意的だ。
イッキ飲みの是非は別として、体育会の飲みとしては全く普通である。わけもわからず一緒に飲む女子大生のガードの甘さは批判されないのか。

あまりにも不公正である。

ほぼ同時期に東大和の一夫多妻男の報道もなされているが、これも本人たち同意の上、好きなようにやっている限り問題はないはずだ。
この中でも「家宅捜索をしたらスタンガンや催涙スプレーが見つかった、女性たちが逃げ出さないようにこれらを使用した疑いがもたれている」なんて報道があった。前段は事実だが、後段は明らかに恣意的なイメージの植え付けである。

この事件も、共同生活に誘われ、それを断った女性が脅迫事件として起訴したらしい。しかし、警察もマスコミも最終的には逮捕監禁事件に仕立て上げたいようだ。

少なくともただの「千石イエス事件」に過ぎないのではないかと思うのだが。もしそうであったら彼らはどうやって彼らに詫びるのだろうか。

いちいちヒステリックに騒ぐマスコミにはもう飽き飽きである。
あいつらは何様なのだろうか。

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24 January

ホリエモン逮捕

大きなニュースになるだろうから、ちょっとだけ触れておく。

23日8時前、テレビを見ていたらニュース速報でホリエモン逮捕のテロップが流れた。
いつ本丸に検察の手が伸びるかと思っていたが、こんなに早いとは思わなかった。

さっそく特番まで組まれ、「堕ちた「時代の寵児」」として取り扱われ始めている。
時代の寵児に祭り上げたのも、落としたのもマスコミである。
首尾一貫して否定してきたのは産経新聞くらいだろうか。

証券取引法違反なんてはっきり言って軽微な罪だ。
そもそも量刑が軽すぎるのかもしれないが、偽計や風説の流布の「5年以下の懲役か500万円以下の罰金」程度で地検特捜部が動くなんてみせしめ刑もいいところといった気がする。
証拠を固めやすい軽微な罪でとりあえず逮捕して、次は背任、脱税といったような順で大きな容疑に切り替えていくつもりだろう。
いつものやり方ながら、別件逮捕は本来非合法だと思う。

しかし社長が逮捕となれば株価もたまったものではない。
すでに16日の捜索で、17日・18日とライブドアショックと呼ばれる株価下落が起きた。
東証全面安の事態でシステム障害まで。
ライブドア時価総額も当然急落。
5年以下の懲役か500万円以下の罰金ではすまない、大損害がライブドアを襲っている。

こういった損害を量刑の一環として与えるのが目的なら、これは法治国家の仕業ではない。
でも、地検サイドもこういうことが起きるのを見越して、ちょっと懲らしめてやろうという意図がなかったとは言い切れまい。

よくあることだが、反省させるとか罪の重さを実感してもらうためと称して警察や検察が容疑者を留置場に監禁する。
しかし警察にも検察にも本来そんな権限はない。
判決が出るまでは容疑者はあくまっでも容疑者であり、犯罪者ではないのだから。
本来マスコミにはこういう点にスポットを当てて欲しい。

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21 January

京都にて

今回の出張ではまっすぐ帰らずに京都に一泊することにしてあった。

もともと週末の金曜日、それも午後は移動日として半日充てられているので、ちょっとリフレッシュ。
大学時代の友人に会うためだ。

しかし、20日午前中までの予定が19日のうちに日程消化。
20日は朝食後解散となった。

仕方がないのでとりあえず京都に向かう。
宿は東寺の近くに取った。

荷物を預けて、街をうろついてみる。
有名な五重塔
近鉄東寺駅前を通り、東寺南東から土塀沿いを北上してみる。

メインの出入り口はむしろ北側にある。
もう少し奥に行くとバスがいましたが。
平日の昼前で駐車場もがらんとしている。

実は東寺の構内に入るのは初めて。
学生時代も京都駅の南側エリアにはほとんど来たことがない。
アルバイトで京都市南部の展示場で会場設営をしたことがあるくらいだ。

このあと、滋賀に最近越してきた友人と昼食。
京都駅で待ち合わせたというのに、なぜか京大近くの定食屋ハイライトで。
せっかくなのでセンター試験前の京大キャンパス内を散歩。

その後、河原町周辺と錦市場を案内して友人と別れ、チェックイン時間前にはホテルに戻った。
15時のチェックインと同時にぐったり。まだ体調がいまいちなのであった。

ちょうどその頃連絡があり、夜、飲みに行く約束をしていた大学時代の友人も体調を崩したとのことで、夜の部はお流れ。
TVを観ながら居眠りを堪能。

と、そこへ別の友人からお誘いがあり、夜8時半京阪四条待ち合わせで先斗町へくり出した。

とはいってもなんのことはない、山とみである。
おでんと串揚げでビールを飲んで閉店前に店を出た。
ちょっとお茶を飲んでから11時にはあっさり解散。

さっさとホテルに帰って「探偵!ナイトスクープ」を見た。
関東では見られないので、実はこれがひそかなお楽しみ。


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20 January

倉敷にて

出張で倉敷に来た。
19日から20日で一泊。

倉敷は6年ぶりくらいである。
駅入口
あいかわらず駅前はさびしい。

残念ながら今回観光する予定はない。

駅向こうにはチボリ公園がある。
まだ行ったことがない。

また、大原美術館はじめ、白壁となまこ壁の蔵・その間をぬう堀で形成される美観地区、クラボウの工場跡のレンガ造りのアイビースクエアが有名である。
この先に美観地区が
こっちは以前行った。

三菱自動車の水島工場がある水島地区まで走る水島臨海鉄道も乗ってみたいと思いつつまだ思いは遂げていない。
水島臨海鉄道は健在
なくなっていなくて良かった。
ちなみに水島は星野仙一のふるさとである。
どうでもいいことだが。

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