Archive for February 2008
10 February
シーズンインの前に
最近迷惑なのが、ネットや携帯の1行ニュースやヘッドラインだ。「岡田監督、ナインにゲキ」
「岡田監督、アジア選手権に言及」
「岡田監督、重圧はねのけ劇勝」
「岡田監督、海外組を招集へ」
「岡田監督、中田怖くない」
「岡田監督、宜野座でキャンプ入り」
「岡田監督、雪の中室内練習」
阪神の話なのかサッカー日本代表の話なのか区別がつかないのだ。
明らかに違和感があるおかしな見出しでも、スポーツ紙の場合は何の報道をしているかわからないから一応目を通す。が、読んでみたらサッカー日本代表の話だったりする。
岡田ジャパンといわれればまぁ、星野監督はまだ元気だからありえないだろうし、岡ちゃんと書いてあればまずはサッカーの話題だ。
逆に、「ワシ」という一人称や「〜や!」なんて語尾がついていればほぼ阪神の話題。
しかし今までこんな気遣いは無用だったので、苦労している。
オシムが倒れたせいで、えらい迷惑である。
で、2月になると、ヨメが毎日キャンプ中継を観るようになる。
家に帰ると、居間のテレビはスカイAのキャンプリポートが垂れ流しになっている。
淡々とブルペンや打撃練習、守備練習の様子が映し出されているだけの番組である。
別に手に汗握るわけでもないし、応援する対象でさえない。
新井が一塁の練習をしているだとか、今岡がスタンドに放り込むだとか、藤川がピッチャーを立たせて投球練習をしているだとか言った風景が流れているだけである。
それを、ヨメは淡々と、しかし夢中で見ている。
あまりつまらないので、打撃練習シーンではテレビの音声を絞り、CDをかけることにした。
ジェームス・ラストの「Vibrations」である。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00020HAU6
知らない方はここで9.Vibrationsが試聴できるので聞いてみてもらえばわかるが、“プロ野球ニュース”の“今日のホームラン”のBGMで有名な曲である。
これを聞きながら打撃練習を見ると、なぜかどんな凡打もホームランに見え、シーズン中の、あの手に汗握る雰囲気がよみがえる。
いや、べつにそんな無理をしてまで観る必要はないのだが。
ともあれ、また球場に足を運びたくなる今日この頃である。
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08 February
悲しい別れ
初期のこのブログ「愛すべき肉屋は常に頼もしく輝く」
http://blog.bikuyama.com/index.php?blogid=2076&archive=2005-11-4
でも紹介した、「肉のハナマサ」に関して衝撃的なニュースが飛び込んできた。
肉のハナマサ店舗半減…中国産食品買い控えの影響受け
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/business/retail/120891/
一部を引用すると、こうである。
「首都圏で102店舗を展開する業務用スーパー「肉のハナマサ」を運営するハナマサ(東京・港区)は6日、直営店の約半数の47店舗を今月12日にも閉鎖することを明らかにした。同社はここ数年、東京都心から郊外や他県への出店攻勢を積極化。しかし、中国産食品へのバッシングや原材料費の高騰などで、新規店舗が黒字化するまで「育成していられる状況ではなくなった」(小野博社長)と判断。赤字店舗を一気に閉鎖し、経営資源を優良店舗に集中することにしたという。
「肉のハナマサ」の94店舗は直営で、8店舗がフランチャイズ店。今回、直営店で、この数年に新規出店した店を主体に閉鎖する。」
実は、我が家の最寄のハナマサ店舗は勢いがあったのは最初の1年位だけだった。
その後、営業時間を短縮してみたり、品揃えを変更したりして、なんとなくすでに閉店を思わせるいやな雰囲気だった。
近所には深夜営業のスーパーが複数あり、いくらハナマサといえど対抗できないほど価格競争が激化しているエリアなのだ。
確かに、自分も訪問頻度が落ちたのは事実だ。
愛飲していたジャスミン茶ペットボトルを買いに行く以外はほとんど行かなくなっていた。
やはり、ハナマサで安く大量に買うメリットがあまりないからだろう。なにせ、近所のスーパーがハナマサ並の価格で小口売りをしているのだ。
しかし、思い入れのあるチェーンなのでこのニュースは少々ショッキングだった。会社の帰りに店をのぞきに行ったところ、もうすでに撤収の準備作業中で店は閑散としはじめていた。
店内には12日を以って閉店する旨と閉店後の最寄の店舗を紹介するの貼り紙と、8日から在庫一掃半額セールをする旨が書かれた貼り紙があった。
すっかり何もなくなり、肉のあった棚だけが煌々と蛍光灯に照らされて並ぶ中で、ただでさえ安い400円台から1000円未満位のワインがさらに半額で投売りされていた。
いつもそばにあって当たり前と思っていたものが失われる悲しさは、失ってみてはじめてわかるもの。
自分の場合、それが失恋や近親者の死じゃなくて、キロ単位売りの肉屋だってところは問題かもしれないが。
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07 February
いいかげんにしろ、ひらばやし
以前にも書いたが、通勤時、セブンイレブンに寄るのが日課である。ちょうど寄りやすいロケーションにある唯一のコンビニだからだ。
で、だいたい朝食になる軽食と飲み物、あとは雑誌とかガムとかいったものを買ってから会社に向かう。
で、これまた以前にも書いたが、少しでも時間を節約したい朝の時間帯にあって、レジ打ちが非常に遅い店員に当たるととても悲しい。
特に若い学生バイトの、それも男子バイトが遅い傾向にあると感じている。
いつもの店の、朝の時間帯のバイトのシフトが変わったらしく、兄ちゃん2人体制であることが多くなった。
以前はおばちゃん2人かおばちゃんと兄ちゃんの組み合わせだったが、今は新人らしいバイトの兄ちゃんと、ちょっと格上のバイトらしい兄ちゃんとの組み合わせだ。
この新人、名札からすると「ひらばやし」(仮名)が、ことのほかレジ打ちが遅いのである。
まず、カゴの中の商品を上から順番に左手に取る。
そして、いろいろひっくり返してバーコードを探し、バーコードリーダーを「ピッ」と当てる。
このとき、いちいちリーダーが正確に当たっているかどうか覗き込むようにするのが「ひらばやし」の癖だ。
この覗き込む癖のお陰で、バーコード読み取りが他の店員より1テンポ遅い。
読み取った商品を、「ひらばやし」はカゴの隣に置く。
そしておもむろにまた左手をカゴの中に突っ込み、商品を拾い上げ、読み取りを繰り返す。
「ひらばやし」はこの一連の動作にちっともスピード感がない。
([Read more of this post] 以下に続く)
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