Archive for April 2009

29 April

メキシコの豚インフルエンザ対策

メキシコで豚インフルエンザが人に感染、さらに世界中に伝播しつつあり、大騒ぎになっている。
テレビやラジオでは毎日のようにメキシコのインフルエンザによる死者のニュースが流れている。

そんな中で、メキシコの街角では市民がみなインフルエンザ予防にマスクを着用しているとのニュースが流れた。

メキシコ人のマスクといえば、自分が思い浮かべるのは当然これ。
ミルマスカラス、タイガーマスク、ドスカラス

ニュースを耳にした瞬間、即座にメキシコの街中、あちこちでマスクマンが闊歩している姿を想像した。
それはそれでインフルエンザにも負けないような気がした。

もちろん、果たしてテレビのニュースで流れた画像は、いわゆる普通の風邪予防用のマスクであった。
ちょっとさびしかった。



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17 April

家庭用自動水洗トイレの危険性に警鐘を鳴らす

下世話な話で申し訳ないが、最近、会社のトイレの個室で、使用後に流していかない輩が目につくようになった。
一昔前の水洗が普及していない時代ならまだしも、このご時世に使用後に流さないでそのまま出ていくってどういうことなのか。
全く考えられない話である。

そんなトイレに後から入った者の気分と言ったら、いかに切羽詰まっていようとも最悪である。
いったい、どういう感覚なのか。
人間としての恥を知れ。

・・・と、そう思っていた。
数か月前までは。

しかし、我が家に自動水洗機能付きトイレがやってきて、その理由がわかったのである。

普段、勝手に流れるトイレを使っていると、自動化されていないトイレでも流さないで出てしまうのである。
流すのを忘れるのである。

これか!と思った。
使用後に水を流さない非常識な連中は、こうやって作られていくのか!と。
考えてもみれば、すでに自分もすっかり飼い慣らされてしまい、和式で用を足すことが大変つらくなってきている。
やはり、お尻は洗ってほしいと思うようになっている。

トイレの革新はあまりにも危険である。

最悪の場合、このトイレで育った子供たちは、流すことを知らないで育つのである。
サラサラ紙おむつの使用でおむつが取れる時期が遅くなっている現代の子供たちが、さらに下の世話ができない大人になっていくのだ。

現に、プッシュホンで育った子供たちは、ダイヤル式の公衆電話がかけられない。
受話器がコードでつながっている電話でさえ触ったことがない連中が大人になってきている。
今や会社で新人に最初に教えるのは、電話の受け方のマナーではない。電話機の使い方なのだ。
似たような例でいえば、テレビのチャンネルも同様だ。
現代っ子たちにとって、チャンネルはガチャガチャするものではない。リモコンがなかったらチャンネルの変え方がわからないのだ。
このような例は枚挙にいとまがない。

トイレの自動水洗化は、こういった類の、世界をじわじわと破滅に導く序章である。
この危険性にすべての人類は早く気付くべきである。


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