ヒット商品の予測とその答え合わせ

毎年この時期になると日経トレンディがその年のヒット商品ランキングを発表する。
流行りモノが大好きな自分としては、「ああ、それ持ってる」とか「欲しかったんだよな」とか言いながら楽しむのだが、中には「それ、何？？」なんてのもある。

で、毎年気になるのは、併せて翌年流行りそうなもののランキングも発表されている点である。
いや、流行りそうと予想するのはいいのだが、翌年、ちっとも振り返るとか反省がないのである。

昨年予想したものは流行ったのだろうか。
それが気になって仕方がない。

そこで、今年のヒット商品と去年の予測で調べてみた。
結果は、３０件中５件が当たり、もしくはやや引っ掛かっていると言えるものだった。

かなり大甘なものもあるが、以下の５点である。
1位 食べるラー油
→昨年予測8位 “食べる”ガツ盛り調味料
5位 iPad
→昨年予測10位 電子ブック
11位 平城遷都1300年祭
→昨年予測9位 平城遷都1300年祭・東大寺展
15位 怪盗ロワイヤル
→昨年予測16位 ご近所付き合いケータイゲーム
28位 角ハイボール缶
→昨年予測20位 銘酒B級缶“ハイボール”

順位なんか全然当たっていないが、そもそもまったく適当で意味がないものなので論じても仕方ない。
しかし、この結果は意外と当たっていると言うべきか、全然当たっていないと言うべきか。
むしろ予測の方は当てるのが難しいとも言えるが、そもそも編集部側に当てる気がないのがよくわかってしまう結果である。

なお、今年のヒット商品ベスト３０と、昨年のヒット予測ベスト２０の内容は下記リンク先に貼っておくのでご覧いただきたい。

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