さがみはら商品券

天下の愚策と言われた地域振興券に続き、選挙目当てのばらまき作戦と名高い定額給付金だが、そんな風に陰口は叩いてみても、もらえるものはもらっておくのが人情というもの。
かくいう自分も申請はしたけれど、まだ振り込まれていない。

そんな人々を尻目に、相模原市では４月末から定額給付金受付を始め、５月１８日から振り込みが行われているとのことで、それに合わせてプレミアム付き商品券を発行。
１０％のプレミアムつきで、一冊５００円券２２枚つづりの１万１千円分を１万円で販売。
６月１日から発売した。
市内２０００ヵ所以上の店舗で使用できる。ちょうど税金の支払いに行こうと思って午後半休を取ってあったので買いに行ってみた。

発売の午後一時を２０分ほど回ったところで、市内４６ヵ所の発売所の一つ、ダイエー相模原店へ。
３階の空き店舗エリアを利用して特設販売所が設置されていた。
もう売り切れているかとも思ったが、まだ２００人超くらいの人数が並んでいた。



並ぶのが嫌いな自分だが、２か所のレジで回しているので、流れはそれほど遅くはない。
とりあえず並んでみた。

一人５万円まで買えるというのだが、自分の予算は３万円。
しかし、いざレジ前について財布をのぞいたら５万円ちょうどある。
思わず全額を出して目いっぱい買ってしまった。



金のかかった作りにはなっているものの、子供銀行券みたいである。
本当に使えるのか不安でまだ使っていない。

なお、８万冊のうち初日に販売された６万冊は１日でほぼ売り切れてしまったという。
欲しくても買えなかった人もたくさんいるので、隠してないでどんどん販売してくださいね、商工会議所の皆さん。

若者言葉の基礎知識

連日似たような話で恐縮だが、若者言葉を理解するためには、以下の５語を駆使してすべての感情と感動を表現しなければならないことがわかった。
さらに言うならば、そのたった５語で、すべてを伝えなくてはならないし、すべての感情の機微を理解し、かつ受け止めなければならない。

すべての気持ちを表すのに５語だけ、というのはかなり困難が伴う作業である。おそらく、世界中のどの言語を見ても５語というのは考えられないのではないか。

以下にその５語を示す。

・主となる３語

「やばい」

「ありえない」

「ビミョー」

・補足的に使われる２語

「しんじらんない」

「普通に」

これら５語の強調接頭辞として「マジ」があるため、５×２で１０パターンの感情表現が可能だということになる。

が、これらの言葉には「快（良）」・「不快（悪）」の区別がない。
たとえば、「このシメサバ、マジやばいんですけど」といった用法の場合、そのシメサバが「ものすごく旨い」のか、「腐敗してとても不味い」のか全く区別がつかない。
また、「この納豆カレーって、普通に食えますよね」と言われた場合、「不味いが食品なので体には害がない」と言っているように聞こえるが、実は若者言葉では「予想よりもおいしい」の意味に使うこともある。

これはたいへん危険である。
喜んでいるかと思ったら不快だったりするのである。
合意の上だったはずなのにセクハラだと訴えられたみたいなものである。
オヤジはその辺の機微に鈍感だからこそ、セクハラで訴えられやすい生き物なのに違いない。

ともあれ、GoodとBadの２パターンがあると考えれば、数はまた倍に増え、なんとか２０パターンの感情を表現できることになる。
しかし、どう考えても感情が２０パターンしかないとは考えられないのだが、そこを乗り越えてこそ若者なのに違いない。と思う。たぶん。

かくも若者言葉は難しいのである。
大人の皆さん、気をつけなはれや。

KY備忘録＜使用例追加＞

「ＫＹ」という言葉は「空気読めない」の略としてすっかり定着した。

最近では、いい大人が飲み屋の会話で「ＫＹ」を使用しているのを見かけることも多くなった。
が、たいていそれは会話の中でカギカッコつきで引用されているがごとき使い方である。
そういう無理のある使用法でオヤジの会話に上るようになるということは、これらの流行語が死語に近づきつつあるサインである。
どうせなら、死語になんかしないで、一般的な日常用語として使ってほしいものである。

そもそも、「ＫＹ」をＹ＝「空気」、Ｋ＝「読めない」に限定すること自体間違っている。
まったくもって曖昧な言葉の定義である。
「ＫＹ」は、その解釈の自由度を逆手にとり、もっと自由な解釈がなされるべきである。

以下は、そんな「ＫＹ」を集めたものである。

高校　野球
　「タイガースが甲子園を使えないなんて、ＫＹも困ったものだね」

公衆　浴場
　「ＫＹでさっぱりしてこないか？」

国家　予算
　「トヨタの利益はちょっとしたＫＹの規模を超えているね」

競馬　予想
　「今日のＫＹにはちょっと自信があるんだ」

経済（金融も可）　ヤクザ
　「儲かるかも知れんが、たちの悪いＫＹが絡んでいるらしいよ」

カブトムシの　幼虫（クワガタも可）
　「腐葉土の中にはＫＹがひそんでいたんだ」

神奈川県　横浜市
　「私はＫＹ出身ですから」

経験者　優遇
　「仕事の口はあるけど、ＫＹらしいからな」

光陰　矢の如し
　「あれから１０年経ったとは、まさにＫＹだな」

心の　拠り所
　「それがぼくの唯一のＫＹなんですよ」

観客が　呼んでいる
　「ＫＹなのにアンコールに応えないなんて」

今日も一日　よろしくお願いします
　「では、朝礼終わり。ＫＹ！」

喧嘩を　やめて
　「もう、いい加減にＫＹ」

警察を　呼べ
　「そんなつまらないことでＫＹだなんて」

感性が　豊か
　「ほら、私って、ＫＹな人じゃないですか」

蒲焼　焼いて
　「おやじ、とりあえずビールとうざく、あとＫＹ」

景気よく　やりましょう（間に「パーッと」を入れてＫＰＹも可）
　「本日は無礼講にてＫＹでよろしくお願いします」

これ以上は　やめておきます。

硫化水素自殺

もう、ニュースがそればっかり。
自殺志望の人々が、流行りの手段として手を出す、この連鎖反応ってのがもうわからない世界だし。
巻き込まれた人が死んだり、入院したりって、もはや毒ガスによる自殺テロだよね。

火山とか温泉とかでよく硫化水素ガスが発生して事故が起きたりするが、あの独特なにおいを吸い込んで死のうというセンスがよくわからん。
どうやって発生させているのかよくわからんが、わりと入手しやすく、ガスを発生させやすい組み合わせや配合があるんだろう。
言われてみれば硫酸アンモニウムなんかはわりと入手しやすいし、そこに強酸でもかければいいのかな、くらいはすぐに思いつくところ。
混ぜるな危険の洗剤２種類合わせて塩素ガス中毒で自殺なんていうのもそのうち出てくるのかしらん。

当ブログのお勧めは、以下の薬品の組み合わせ。
発生したガスを思いっきり吸い込んでいただきたい。

二酸化マンガン＋過酸化水素水

黄色と黒は注意喚起の印

さすがのワタシもそこまでトラ柄にする必要はないと思う。



けむタンちゃん

・ブザー警報
・電池式 寿命約10年
・感度補正機能
・自動試験機能
・移信接点付
限定 販売価格6,500円（税込み）

でも、くれるならもらっちゃうけどな。

さて、１５日の神宮オープン戦から今年も観戦開始さ。